やっと梅雨明けとなりました信州上田...
しかし、夕方からは相変わらず雲が流れてきて
星空もおあずけの毎日を過ごしています...
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紆余曲折ありましたが、
ついに5階まで階段を登りきり、天体観測室の扉を開けて...
「 あの〜入部したいんですが〜 」と・・・・
うすうす入部を感じていたメンバーたちなので、その答えは〜
「 やっぱり来たか〜 」と、あっさりしたもんでした...
地学部天文班のメンバーは、2年生 4名..1年生 11名
3年生はすでに引退し、受験モードでピリピリとしている中、
たまたま息抜きに来ていた3年の O先輩... 私の名前を聞くなり
「 おっ!! おまえの兄貴には世話になったから、たっぷりと礼をしてやるぞ〜〜 」と
「 え〜〜... 」 この人には、できるだけ近寄らないほうが安全なようだ・・・
この先輩、昼は壁に向かってテニスのラケットを振り、
あるときは、壁に向かってボールを投げ、1人キャッチボールをしている..
夜の観測は一緒にしたことはないのだが、その行動は謎の先輩である..
兄貴からの情報によると、中学生の頃から文化祭にあらわれて
当時の天文班メンバーに、かなり突っ込んだ質問をあびせ悦に入るといった
なかなかの天文小僧だったようだ...
現在、N大学で量子物理学の教鞭をとっているが、自分の研究室のホームページに
〇〇組とやくざのような名前をつけ、学生の真ん中でなぜかテニスラケットを
もって「ウヒヒ..」と笑っている写真を載せている...
何十年経っても謎な先輩である...

( りょうけん座 M51 子持ち銀河 )
天文班は、「太陽」「月」「惑星」「星雲星団」「流星・流星塵」「変光星」
「人工天体 (人工衛星) 」等、それぞれ自分たちの興味のある分野について
観測しデータをまとめて文化祭で発表するといった活動をしている。
「太陽」は、2年生の N先輩がメインで、毎日昼休みに太陽黒点の継続観測、
そして、そのスケッチをとり毎日の変化をまとめている。
他の部員も、弁当は観測室に集まって食べているので、この観測には
毎日参加している...
今では、デジタルカメラで比較的簡単に撮影できるが、
当時は、「太陽黒点・惑星・星雲星団」などは、スケッチがメインであり
ある程度の画才がないと、思わぬ傑作スケッチとなった...
私も、この傑作スケッチ作成者なので、スケッチの必要がない
「流星」観測をメインに活動することとなったのである〜
星空案内人への道のりは、まだまだ遠い
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(りょうけん座 M63 ひまわり銀河)
今日の写真は、りょうけん座にある M51 子持ち銀河と
M63 ひまわり銀河です。
北斗七星の柄の先の星から南西よりにM51、さらに南にM63が
あります。暗い場所では、双眼鏡でもボ〜ッと確認できると
思います。お近くの天文台や科学館で観望会があれば
望遠鏡での観望も可能だと思います。
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